東のエデン
1話はみてないが、ネットでの感想から興味を惹かれる。2、3話を視聴。
<話題性>
・裸の王子様:草なぎ君との同期(さすがにこれは偶然だろう)
・911を背景に持っている設定(ぺろんとした感じ=>現実そのまま?)神山健治監督の問題意識?
・謎のミサイル(犠牲者が11発目まで出なかった):北朝鮮のミサイル騒動
<謎>
・主人公が記憶喪失:自分探し(ゼラズニイのアンバーシリーズの最初など)ただしあまり深刻ではない, 自分で自分の記憶を消したという不可思議な事実=>寺沢武一「コブラ」じゃん!(爆
・“迂闊な月曜日”という謎:浦沢直樹作品(20世紀少年?)的な冗談のような大枠の謎
・理由不明で選ばれた人々の生き残りをかけた戦い:未来日記(えすのサカエ)のような先の読めない+それぞれの事情が付随する話
・セレソンという仕組み:12人(既に1人死亡?)いてノブレス携帯で100億の元手と好き勝手な依頼できる権利があるものの、日本を正しい方向に導く義務がある…らしい。とくにここらへん主人公たちの対峙すべきものとして扱われてないので、よく分からない。
・ノブレスオブリージュ:貴き者の自負なのか社会的規範なのか。現代では後者のプレッシャーとして捉えられるのでは。=>[追記](力ある者には力に相応しい義務が生じると考えるに、高度資本主義社会での力は「お金」になるが、その義務を果たしていないゆえの世界の有様という誘導なのか。これには、いがらしみきお「かむろば村へ」を夏目房之介氏が読み解いたように、解決不能な問題は依然として解決不能せめてお金があれば…という一文を引いてくるあたりに落ち着く気もするけどなあ。)
※コンシュルジュのジュイス(玉川紗己子)が応答してくれるなら、ノブレス携帯おいらも欲しいなあ。(既に玩具業界の罠にはまっているかも)
・Wikipediaのストーリーを見るに、時代の空気に対するカウンターとしての主人公二人を描きたい…ということなのか。読んでないけど「ぼくらの七日間戦争」とかの延長線にあるのかしら。イメージ的に。