仮面ライダー×仮面ライダー W & ディケイド MOVIE大戦2010

※とりあえずCDの絵面でお茶をにごす

仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010 オリジナルサウンドトラック

続きは映画館とかDVDは基本やめてほしいことなんだけど。
それでも結構楽しめた。
石橋蓮司のガイアメモリが壊れる場面が個人的にはツボ。立木文彦の声で「死神博士」はなかなかに味わい深い。
色々と構造が分かるだけで分かった気になるディケイドのお話だとか。
（古い物語を活性化させる役割だけを割り当てられた登場人物が用済みとばかりに消えていくのはおかしいので、役割を果たしたがゆえに新しい物語を築いていけるというざっくりとした落とし込み。）
次に来るべき仮面ライダーとは？　といった疑問への回答として“２人で一人の”というギミックを組み込んできた種明かしとか。
（誤った決断によって業を背負ったものと今まで決断してこなかったことで罪を意識したものとのコンビ。特撮で２人主人公はバロム１を彷彿させる。おいらならGhaeleと一緒のように男女ペアで考えるが、ウルトラマンエースのようにコケることもあろう。）
ともあれ、大戦という名のお祭りと考えれば十分ということになろうか。
個別には、及川奈央は好きだが蜂女の役回りはどうかと思ったり、吉川晃司のSkullはかっちょ良過ぎとか、広瀬アリスのタックルは微妙だけどそこがよいとか、色々あるにせよ、リアルに子供時代に仮面ライダーを見ていた身からすれば、こうした作品で時代と己の変遷を感じることができるのは幸せなことのような気がする。