PPP 4e D&D Eberron Campaign "Ashen Crown" 4 --The Seeker of the Ashen Crown 3--

▼前回まで
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▼楽しい妄言などはこちら
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■DM: 死せる詩人さん

●フリデスヴァイゼ(Fridesweise) Human Avenger-2 ほえほえさん
●ララシャナ(Larashana) Kalashtar Paladin-2 (The Path of Light) さるしんごさん
●ピードフ(Pedoph) Human Druid-2 つかださん
●ルガイン・ド=クンダラク(Lughain) Dwarf Psion-2 宮之下権造さん
●エル・シエル(L-Ciel) Eladrin Hybrid Artificer/Shaman-2(Stalker Spirit) からくり



一応隠す。


<前回までのあらすじ>
いろいろあって友好的で重要なNPC:ギド・ネフレット女教授からの手紙を受け取る冒険者一行。
そこには「Ashen Crownにまつわる情報を保持しているがゆえに狙われている。万一のために情報のありかを貴方たちに教えておく」と書かれており、つまりは見事な死亡フラグなのであった。
降りしきる雨の中、おっとり刀で彼女のアパートメントに駆けつけるエル・シエルとその仲間たち。
そこで家捜し中のEmerald Clawの一団と遭遇して戦端を開くことに。


●アパートメントでの戦い

Skullborn Necromancer(5th,Controller)
Skullborn Rotwing Zombie(4th,Skirmisher) * 2
Skullborn Zombier(2nd, Soldier) * 3
篠つく雨の中、互いにその存在に気づかなかったため、Surprise Roundはない。
最初に動いたPedophがActive Perceptionを2回行って敵の存在にあたりをつけ、Area Attackを叩き込むことで戦闘がはじまる。
次いでその敵NecromancerにFrideが攻撃を命中させると、Immediate Reactionでパーティーの後衛に肉薄する形でTeleportしてくる。
敵のNeckにはCape of the Mountebankが装備されており、Lugahinの目が物欲にギラリと輝く。
乱戦になるが今までヒドイ戦闘ばかりしてきた彼女たちにとっては、このくらいはまだまだキツい戦闘というわけではなかった。


戦闘後、King's Citadel*1やMorgrave Universityに報告したり事後処理をして、当初の予定通り同じくAshen Crownのパーツ探索しているGoblinの"Word Bearers"を追ってDroaamに向かうことに。
なお教授の調査報告書から、Ashen CrownのパーツはLarashanaが現在装備しているSword(Dagger形態にもなる)のほかに、Circlet(冠), Gem(宝石), Code(飾り紐), Orb(宝珠)とあって、Artifactとして起動させるにはすべて合体させてRituals"Rite of Arkentaash"を行う必要があるようだ。


●野外サバイバルと待ち伏せ
途中まで飛空挺で行く。そこからは徒歩。Droaamに向かう交易路に沿って進むとはいえ、野蛮で未開の地を行くがごとく。
よってSkill Challengeとなるが主技能がNature, Enduranceということで、たおやかな娘さんの多いこのパーティーには過酷な試練となった。
これを何とかクリアして目的地(Dungeon)にあと少しというところで、またしてもEmerald ClawがGoblinを虐めている場面に出くわす。
Goblinの額には“言葉”と書かれており、穏健派"Word Bearer"の一員と見受けられる。

Emerald Claw Scout (2nd Skirmisher) * 5
高台からShortbowでArlchemical Fire Arrowを撃ちこんでくるのに悩まされつつも、これを撃退してGoblinを助け出す。
まるで浦島太郎のような場面であったが、Goblinの至宝?たるAshen Crownを獲得しようと動いているパーティーの面々にとってみれば、すべてを打ち明けて共同戦線を張るわけにもいかず。交渉に出たLarashanaの嘘が簡単にバレて、「互いに事情あるのは仕方なし。命を救ってもらったことには感謝」といった形で別れる。
「(交渉)失敗してごめん」というLarashanaに、Lughainが「うまい嘘がつけるThe Path of Lightというのも如何なものか」と応えていた。
Cybeleがカキワリ状態でなければ!(笑 *2


さらに進むとMinotaurをボス、Gnollを手下とした追剥の一団とぶつかる。
Young Turakbar Minotaur Raider(6th Soldier)に率いられたゴロツキどもで「この道を通りたければ通行料を払え」「通行料おいくらマン円?」「有り金全部だ、ひゃっはー」という頭の悪い会話をしてから戦闘に突入。
絵に描いたような峠の追剥シチュエーションにおいらはちょっと感動してしまったよ。
ちょいと苦戦したものの、追剥どもを逆に追い剥ぐ冒険者の本領を発揮して、しめて450gp以上の収入を得るのであった。
「正義の冒険者は儲かりますね、ハカセ」「みんな正義とお色気は大好きだからな。つまりエル・シエル君、君は最強ということだよ!」


●死線をこえて:いったい何度こえれば気が済むのか
さらに進むと今度は錚々たる陣容を整えたCaptain Warrik(4th Elite Soldier[Leader])部隊の迎撃を受ける。

Captain Warrik(4th Elite Soldier[Leader])
Emerald Claw Knight(3rd Soldier)
Emerald Claw Necromancer(3rd Artillery)
Emerald Claw Scout(2nd Skirmisher) * 2
Emerald Claw Trooper(2nd Minion) * 3
序盤PedophとLughainが狙われてダメージを蓄積する。
エル・シエルのHealing Infusion, Healing Spiritsともに2ラウンド目で使い切る。さらにはRestorative Infusion(D)まで投入する。
エルの回復の手札が尽きると後はLarashanaのLay on Hands頼みである。
ところが戦闘中盤に彼女がDying状態に突入してしまう。続いてLughainも倒れる。
Potion of Healingを所持しているPedophはBeast Formになっていてどうしようもない。
FrideのHPも一桁でヤバイ状況の中、なんとか打ち回してピンチを凌ぐ。
LarashanaはとうとうDeath STでツーストライクまで追い込まれるところまで行く。臨死体験
セッション中1回は必ずパーティー崩壊の危機が訪れるのはなぜなのか。これこそがAshen Crown Qualityとでも言うのか。
あと敵のFanaticおよびTrue Fanaticによって結構なダメージを食らったのだった。強制移動を得意とするCybele姉さんの不在がここでも地味にきいていたのだった。


艱難辛苦を乗り越えて、ようやく目的地「六将像」地下に広がるというDungeonのトバ口に到着。
ここではGoblinの強硬派たる"Blade Bearer"の部隊が迎撃してくる。

Chib Naersaar(5th Skirmisher)
Bladebearer Sharpshooter(2nd Artillery) * 2
兵士 * 3
Minion * 2
戦術的には冒険者側に落ち度はなく、最初のラウンドでNaersaarを集中攻撃して屠る。
敵の手数を減らすためにMinionも早々に倒して、兵士三体と狙撃手二体を残すのみとする。
その後足の速いFrideが狙撃手へと向かい、残りの面子で兵士をボコれば、問題なく戦闘は終了するはずであった。
しかしDMは容赦なくパーティーへの肉薄攻撃を継続し、振るダイスの目は見てて呆れるほど15以上をキープして次第に冒険者パーティーを追い込んでゆく。
DMの変態的な出目によってピンチが演出されるものの、全員の奮闘によって何とかすべての敵を切り伏せる。
Shiftしても逃れられない場所で接敵されたエル・シエルは、ついにLarashanaからのお下がりのLongswordを引き抜いてMagic Weaponで攻撃するという新たなMelee Attackに目覚めてみたり。いやあPowerとして本当に優秀だわ、Magic Weapon。
「エル、私のあげたLongswordを使うのよ!」との声に思わず「はい! お蝶夫人」と応えていたとかいないとか。やっぱ出崎演出だよなー。


そんなこんなで次回はいよいよ「六将像地下に秘宝Ashen Crownパーツを見た!」といった副題になるのやら。
理不尽ギミックとモンスターとDMのダイスの出目が横行するEberron世界を、君は生き延びることができるのか?

*1:SharnのPower Groupのひとつ。というか行政側。Ashen Crown関連のMagic Itemを収集する依頼の代わりに冒険者パーティーの後ろ盾となっている。ただし任務は極秘ということで、その事実はおおっぴらにはできない。

*2:今回はCybeleの中の人が仕事の都合で不参加だった。彼女はSorcererで交渉事には強い。