作曲家・渡辺宙明トークライブ(阿佐ヶ谷Loft)

【出演】渡辺宙明(作曲家)、腹巻猫(司会・音楽ライター)、早川優(音楽ライター)、不破了三(音楽ライター)


詳細は省くものの、自分でメモったプログラム構成くらいは記録に残す。



●忍者部隊月光(1964)
人造人間キカイダー(1972) ぼくらのキカイダー
秘密戦隊ゴレンジャー(1975) みよゴレンジャー
※女性コーラスなど、まず挿入歌でやりたいことをやっておき、認められると共に主題歌にも取り入れていった。
※レコードは外周に刻まれた楽曲ほど音がよい。そのためA面の最初に主題歌、B面の最初にエンディングが収録されている。CDでもこれを踏襲したのだが、レコードを知らない人間から「なんでエンディングが最後に収録されてないのか?」というツッコミを受けた。
ジャッカー電撃隊(1977)、大鉄人17 あたりは技術的にも楽曲としてもトンガった作品になっている。 クライムのテーマ
※コロンビアアニソンという言葉がある。
※コロンビアには1スタ、2スタとある。1スタは広い。2スタはパーカッション用だったとか。
宇宙戦艦ヤマトで劇伴も売れるとの判断。ジャッカー電撃隊からサントラLPが登場、デンジマン以降続いていく。
●バトルフィーバーJ(1979)
※この「フィーバー」はサタデーナイトフィーバーから来ている。
※各国のダンスを元に戦隊の構成員を特徴づけるという案は、スイートプリキュアの先駆け?


田中公平さんが登場
電子戦隊デンジマン(1980)
※シンセのうちこみ。モーグシンセサイザー
太陽戦隊サンバルカン(1981)
串田アキラはデモテープ(マッドマックス)でセレクトされた
※イントロで半休符おくのがポイント
●大戦隊ゴーグルV(1982)
宇宙刑事シャイダー(1984) シャイダー・ブルー、アニーにおまかせ
田中公平氏が渡辺宙明氏とはじめて一緒にした仕事
●巨獣特捜ジャスピオン(1985) 超惑星戦斗母艦ダイレオン
※ブラジルを熱狂させた。串田アキラ氏が空港に降り立ったら2万人が「ダイレオン!」と熱唱。
田中公平氏退場
東映での仕事から遠ざかるものの、特撮戦隊30周年ということで、2006年にあらためてオファーが来る。
轟轟戦隊ボウケンジャー(2006)
獣拳戦隊ゲキレンジャー(2007)
海賊戦隊ゴーカイジャー(2011) Kanzen Treasure
最後に渡辺宙明氏の楽譜を提示して終了。