Wand Blaster相手にはGhaele EladrinのProtective Aura(Minor Globe)で「全弾命中! 我が力、圧倒的ではないか…なにっ!? 生きているだと!」「ふふっ。その程度の攻撃、効かないわ!」と返したい今日この頃。

Artificer(Blaster Build)についての掲示板をみつけたので、ざっとレスを追ってみた。
●Level20のWizardと同じくらいLevel20のArtificerがヤバいってことをダチは知らねえ。どれくらいヤバいダメージを叩き出せるか、Buildしてみるべ。
●おいおい、Wizardはダメージ製造マシーンじゃないんだぜ。でもArtificerは突貫小僧だわな。
●ダメージすなわちパワーじゃねえことくらい知ってる。だが、ダチはそうじゃねえ。ヤツがWizardやるときゃいつもDamage Spellよ。だからArtificerでもそんなことはできるんだぜってことを見せときたいのさ
●Blast SpellばかりのWizardって、Damage Dealerだよな。Lion Barbarian-5/Revenant Blade-5/Frenzied Berserker-10でCharge後7回攻撃ってくらいのもんか? Blastificerってヤツは、Metamagic Spell TriggerでTwin SpellやMaximize SpellやEmpower SpellをWandに適用できるから、十分Damage Dealerだよな。
●こんな感じか?


Human
1:Artificer: Artificer Knowledge, Artisan Bonus, Disable Trap, Scribe Scroll, (Human)Heighten Spell, (1st)Legendary Artisan
2:Artificer: Brew Potion
3:Artificer: Craft Woundrous Item, (3rd)Empower Spell
4:Artificer: Craft Homonculus, (Class)Extraordinary Artisan
5:Artificer: Craft Magic Arms and Armor, Retain Essence
6:Artificer: Metamagic Spell Trigger, (6th)Twin Spell
7:Artificer: Craft Wand
8:Artificer: (Class)Wand Mastery
9:Artificer: Craft Rod, (9th)Energy Substitution
10:Artificer:
11:Artificer: Metamagic Spell Completion
12:Artificer: Craft Staff, (12th)Energy Admixture, (Class)Extra Rings
13:Artificer: Skill Mastery
14:Artificer: Forge Ring
15:Artificer: (15th)Quicken Spell
16:Artificer: (Class)Exceptional Artisan
17:Artificer:
18:Artificer: (18th)Maximize Spell
19:Artificer:
20:Artificer: (Class)Craft Construct
●Exceptional Artsanってのは、どうなのよ? ぶつぶつ(Explosive Spell? Magical Artisan? とか)。
●CL-9のWand of Scorching Ray[2*9*750gp]を2本。13500gp*2. Wand MasteryによりCL-11として処理するので、3本の4d6 raysさ。
・Metamagic Spell Trigger[Quicken Spell]…5 Charge消費して3本Rayがとぶ
・Metamagic Spell Trigger[Twin Spell]…5 Charge消費して6本Rayがとぶ
結局、9th Levelで9本の4d6 raysが飛んでいく。Touch Attackがすべて当たり、UMD Checkがすべて通ると、36d6 damage[期待値126]さ。確かにラウンドあたり10 Charge消費するけど、5ラウンドは続くし、CR9相手だったらFire Resistanceなしだと消し炭さ。Fireが問題になるなら、Energy Substitutionで変換すればいい。WandのCostは6750gp, 540xp, 14days。
※[コメント]ECL9のWealthは36000gp。自分でWand作成するとしても、全財産の1/3を5ラウンドで使い切る前提はどうかと思うが。
もしEmpower Spellがあるなら、Wand of Empower Scorching Ray[4*9*750gp]とするのはどうか。27000gp*2. rayが6d6になるぜ。ラウンドあたり54d6 damage[期待値189]
[追記]
この計算はMetamagic Spell Triggerが「1つ」のMetamagicしか付与できないって前提で計算してる。何らかの方法で複数のMetamagicを適用できるなら、Maximize+Empowerに挑戦してみろや。
●PrestigeにCannith Wand Adeptを採用したらよかんべ。
●ほいじゃ、ちょっと改善してみるか。
まずFeat。
Arcane Thesis[Scorching Ray]が基本。
これにSearing Spell[Sandstorm], Fiery Spell[Sandstorm], Split Ray, Empower Spell, Energy Admixure, Twin Spell, Maximize Spellを考慮。
※[コメント]Arcane ThesisによってSpell Level上昇が+1のものは「0」扱いにしているため、こういった無茶が可能になる。これは最低「1」とすべきだろう。
いっちゃんいいのは、Searing Fiery Split Ray Empowered Scorching Rayを作成して4本の6d6 raysを飛ばせるようにしておくことだ。
これにMaximize(2 Charge), Twin(3 Charge), Energy Admixture(3 Charge)をくわえて、合計9 Chrage消費で、Fire Resistance無視、Fire ImmuneはHalf Damageとして、
※[コメント]だから、Wandに適用できるMetamagicは「1つ」にしとけよ!(笑 Cannith Wand Adeptを入れても、特にWandに2つ以上のMetamagicを適用できるとは書いてなかったと思うけど。
60+4d6 damageのRayが8本飛ばせるぜ〜。
一本のRayの最低Damageが64点、全部あたりゃ512〜672damageさ〜。


ArtificerはPersistant SpellをWandに適用できるってのも忘れずに。あとGolemもつくれる。オススメはEffigiesとPrismatic GolemとIncorporeal Golem(※[コメント]なんじゃそりゃー! ConstructなのにIncorporealって…矛盾してねーか。)。


ということでBuildは以下になる。

Artificer (9th Level Human)
Human Bonus Feat: Empower Spell
1st: Split Ray
3rd: Twin Spell
6th: Arcane Thesis[Scorching Ray]
9th: Wand Mastery
以下、省略。


ちなみにMetamagic Wand Triggerについて使用ルールをざっと調べたのが以下。

■Metamagic Spell Trigger
・Incantatrix [PGtF] Prestige
 5th: Metamagic Spell Trigger
 「apply a metamagic feat」とあるので、Metamagicを「1つ」適用するのではないか。
・Artificer [Eberron Campaign Setting]
 6th:Create Wand, 7th:Metamagic Spell Trigger, なんらかのMetamagic Feat
 「apply a metamagic feat」とあるので、Metamagicを「1つ」適用するのではないか。
・Feat [Complete Mage]
前提:なんらかのMetamagic Feat, UMD-15 or Spellcraft-15 ranks.
WandやStaffなどのSpell Trigger Itemから発生したSpellに対して、使用者が知っているMetamagicを「1つ」適用できる。
 その際、Spell Level上昇分を消費Charge数に上乗せする必要がある。ただし、Metamagicを適用したSpell Slotが9thを越えるような使い方はできない。
 たとえば、StaffからAntimagic Field(6th)を発動するときに、Quicken Spell(+4)を適用することはできない。(Spell Slot 10thが必要
・Metamagic Wandgrip [Complete Mage] 6000gp
1日3回、Wandgripを付与したWandに対して、Feat[Metamagic Spell Trigger]が使える。
・Double Wand Wielder [Complete Arcane]
前提:Craft Wand, Two-Weapon Fighting
Full Round Actionで、両手のWandを起動可能。1本目は1チャージ、2本目は2チャージ消費。
・Wand Mastery [Eberron Campaign Setting]
Item Creation. 前提:Caster Level-9, Craft Wand => Wand使用時、DC+2, CL+2.
・Reckless Wand Wielder [Complete Arcane]
前提:Craft Wand, UMD-1
Wand使用時、Charge+1することで、CL+2.
・Wandstrike [Complete Arcane]
省略。
・Cannith Wand Adept [Sharn] Prestige
前提:Spellcraft-6, UMD-8, Craft Wand, Wand Mastery, Favored in House[Cannith], or Least Dragonmark[Mark of Making]
(1st) Identify Wand, Wand Focus (2nd) Wand Quick Draw, Dual Wand Use (3rd) Siphon Charge, Improved Dragonmark
Dual Wand Use: Full Round Actionで、両手のWandを起動可能。両WandともにChargeは1d4消費。

ストレンヂア 無皇刃譚(むこうはだん)

朝、シネ・リーブル池袋で映画を観ようと思ったら、この日から上映時間が21:00過ぎからの1回だけに変わっていた。
このためパンフレットだけ購入していったん帰宅。改めてテアトル新宿(去年、「時をかける少女」を最初に観た映画館)の16:25からの回を観て来た。


上映時間の確認をするため、池袋・旭屋書店で「ぴあ」を探していたとき、たまたま大槻ケンヂの「クローン人間ブルース・リー 怒りのスリードラゴン」を鑑賞した後の虚無感についての文章を読んでしまい、笑い転げる。どんな作品かというと、以下URL参照。ブルース・ワン、ツー、スリーのくだりが最高。
http://mugenmasakazu.plala.jp/GMFestival/movie/lee01.html


それはともかく。
ストレンヂア」は噂に違わぬ骨太な映像作品でありました。
ときは戦国、大陸(明国)から送り込まれた武装集団は、皇帝の命により一人の少年を追っていた。その少年、仔太郎は逃亡生活中に、わけあり浪人の“名無し”を用心棒として雇う成り行きに。
舞台となる赤池領はかなり丹念に描かれ、登場人物の交錯も緊張感とともに展開され、武装集団一の手練・羅狼と過去を捨てた浪人たる“名無し”の対決が物語のクライマックスとなっている。
この作品の肝を語るには、たぶんパンフレット29ページの氷川竜介氏の文章を借りてくるのが一番だろう。
剣戟アニメーションとしては「重力」「空気」「五感」がポイントであり、直接視覚化できないものをどう描くかという点に注目している。中でも「五感」の「痛み」を重要視しており、佐藤亜紀さんの講義を連想させる。
困ったことに、楽しむべき殺陣は綿密に描きこまれているにも関わらず展開する速度はかなりのもので、一回鑑賞しただけでは実は把握しきれない。
これはDVDを買えとのテクニカル・トラップなのかと疑いたくなる。が、それだけのモノを投入している証でもある。
個人的には、仔太郎の成長物語としての側面が気に入っている。
何もBoy meets Girlだけがジュヴナイルなのではなくて、少年が何か大切なものをみつけて旅立つのもまた、私の好みの範疇なのだ。
[追記]
観ていて「精霊の守り人」のバルサとチャグムの関係を連想してしまった。バルサが名無し、チャグムが仔太郎といった対比である。

ガンダム00

ようやくとっかかりが見えてきたのかもしれないといったところ。
今風に描くためなのか、政治と謀略側に焦点されてるってことなのかしら。
しかし相変わらず表層的な視点が散在するといった状況は、違和感がぬぐえない。

電脳コイル

イサコいじめ、というかイサコを追い詰めることで、視聴者をサディスティックな気分にさせるヤバめ演出。
半端にヤサコが助け舟を出そうとして出せない描写を入れることで、やりきれなさ感は当社比120%といった有様。
絶体絶命のピンチで、あのイサコが無力感と恐怖と孤独ともに、ただの追い詰められた少女の顔のアップとなって次回へ続くってぇのは本当に反則だ。
しかし、一番の見せ場は、ダイチがオバちゃん(くどいようだが女子高生)にぶつかって、彼女の胸が揺れるシーンだと思うが如何に?!
過去の経緯があるとはいえ、もう一度ぶつかってその感触を確かめるエロガキ振りを見たかった気もする。
それにしても物語前半で圧倒的な立場にいたイサコやオバちゃんがその力を奪われ、前提となっていた事実が事実でなくなり、いよいよ話は大詰めを迎える…のだろうか?
ハラケンは謎の絵を残して目覚めず、フミエは「もう関わりたくない」と離脱、駅向こうの少年たちがクラスに加わり、ヤサコ周辺の人間関係は激動することよ。
最後まで気が抜けんのお。