ハンブルグ(ドイツ)

午前3時前に起床。今日でスウェーデンを発つ。
まだ暗いストックホルム。フロントでチェックアウトをし、朝食の軽食ボックスを受け取る。
4時に予約待機していたタクシーに乗り、アーランダ空港を目指す。
運転手の黒人のお兄さんはノリが良く、私が日本人だと分かると「いつか日本に行ってみたい」と語ってくれた。
なんかいい人っぽかった。しかし支払時に56ユーロ(136円計算で7616円)のところ、60ユーロ渡したらお釣りがないとのこと。
こちらの財布をさぐったところ、何とか5ユーロ紙幣1枚と2ユーロ硬貨があったので、ことなきを得た。


早朝の暗い飛行場のロビーで、トイレと朝食ボックスでの食事を済ます。
空港は閑散としていたが、心配していたように誰もいなくて手持ち無沙汰な時間をかなり過ごさねばならないかということもなく、
じきに人が集まり始めた。
スイス航空のカウンタでチェックインすると、そのまま手荷物検査へ。ここではとくに引っかかることもなかった。
ゲートでパスポートをチェックするときに、怖いオバちゃんから「あんたどこから来てどこ行くの?」という質問にうまく英語で返せず、
睨まれる。最後に生年月日の西暦を聞かれ、「1966年」と答えると何とか通してくれた。
偽造パスポートだと思われたのだろうか?
スイス航空の機体で一路チューリヒに向かう。眠かったので、ほとんど寝ていた。


起きると眼下にはチューリヒ近辺の風景が広がっていた。
田園風景にミニチュアの家々が整然と並べられているといった趣で、


ハンブルグ観光
・ミニチュア鉄道で世界最大のジオラマ展示をしている場所(旧倉庫)
・自動車が入って川下を通す最古のエレベーター
・花街をざっと案内
・アルスター湖沿いで眺望の良い場所は一等地。


ホテル(ハンブルグのインテーコンチネンタル)に投宿。
周辺に何か店があるかと、ちょっとだけ散策するが、何もみつからず。
仕方ないので、宿に戻る。ここには日本人のフロントがいて、栗原さんという女性であった。
何やら「ヨーロッパ週間」(5月1日にチェコEUに加盟するらしいし)ということで、ホテル内のレストランはどこも埋まってる状況。
彼女に相談すると、9階の「Windows」というレストランは空いているとのこと。
ハンブルグの市街がアルスター湖越しに眺望できるということでWindowsというらしい)
ここの予約をしてもらう。
が、何か勘違いで栗原さんと2人で夕食をとるような段取りになって(実は勘違い)、居たたまれぬ思いをする。
ここは今の天皇が皇太子時代に訪れた場所でもあり、その写真が残っていた。
なんとか21時過ぎから食事することに。魚とデザートのコース。
(白い)アスパラガスにソースをかけたものと、魚のすり身を揚げたようなものが出てきた。
アスパラガスはソースをかけて食べると凄くおいしかったが、量が半端でなく往生した。
食後のデザートも(甘すぎたが)何とか食べ終え、エスプレッソをいただいて退散した。
おなか一杯になったためか、世話になった気さくで可愛い感じの(でも背はえらい高い)給仕係の女性と
背は低くて茶目っ気がある感じの、同じく給仕係の女性にチップを支払うのを忘れてしまった。