たけくまメモ(京都精華大学での講義レジュメから)のメモ

手塚治虫:物語を伝えるための装置としてのテレビアニメ>最適化される過程で量産が可能に
・アニメーションにも関わらず動きを犠牲にする
・絵を記号化して見せる方向に
・キャラクターもスターシステムという名の使いまわしを厭わず
新海誠作品が手塚治虫の夢の実現といったあたりに、一読者一視聴者としては歴史の流れを感じざるを得ない。


京都精華大学(当初は短期大学)というのは昔からマンガ研究をしていた大学のはずで、おいらが小学生の頃に手塚治虫の「マンガの書き方」関係の書籍を購読した際にも登場している。
どこかのBlogで文句を言っていたように、マンガ文化が花開いたから突然学部や学科を創設したというわけではないはず。
(大学の沿革を参照するに、1973年美術科デザインコースにマンガクラスが設置されている。再編成は確かに2006年と新しい。ここでマンガ学部を新設している。)