狼と香辛料
- 作者: 支倉凍砂,文倉十
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2011/02/10
- メディア: 文庫
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技術より何より「幸せであり続けること」のテーマには感心させられた。
個人的にハッピーエンドにせよボーイ・ミーツ・ガールにせよ、入り口にしか過ぎないと思ってる作家は肌にあわない。
それは原点であり、結局原点に回帰できない輩はオヨビでないのだ。
それはそれとして、自分が生きてる間ずっと若いままの娘さんに「あたし、あんたのお姫様だよね?」と確認されてしまう場面ってのは素晴らしくイカしてると思うのだが。だがしかし。
あとニョッヒラの温泉場面だけは拝みたかったな。当然混浴で、男女どころか鹿や熊も一緒に入浴しとるわけですよ。
まあそんなこんな。長い間楽しめましたよ。あとはエピローグをゆるゆると。