本日の戦果


 ◆ドラマCD「ゲノム」 到着
エルエル…福圓美里
パクマン…岩田光央
コバヤシ所長…三石琴乃
バッタ16世…伊藤健太郎
なっちゃん松来未祐
ダグエル…渡辺明乃
ムシバ…田坂秀樹
一言でいえば、セクハラ+オヤジギャグ・ドラマCD。
カマキリ化したエルエルの台詞がかなりキテマス。ふにゃちん…。
岩田光央もノリノリ。三石琴乃もスバラシイ。アア、大変大変。
…。
いや昆虫の世界って、こんなに奥深かったんですね(とってつけた様に)。

EDEN

アフタヌーン掲載のEDEN(遠藤浩輝)は、普遍的な問題を扱っているという意味で重要だ。
話の流れや登場人物の生き死にも心動かされず、最後に問題意識が浮かび上がってくるのが、こうした作品の特徴か。
私のスタンスでは、距離を置いて眺める作品であって、踏み込んでいくタイプの作品ではないのは確かだ。が、「大蟻食の亭主の繰言」の中でも取り上げられていたので、とりあえず追走するように話の流れを追ってはいた。
そしてまあ、以下の言葉に出会えただけでも、めっけものだと思うのだ。
「世界の残酷さに耐えられず、社会の中で幸福を得られず、神様を信じることもできずに、無駄死にしていく者たちの魂をどうやって救う?」
共同体が目指すのは不慮の死を抑止することだと誰かが言っていた。
人生設計が描ける社会ってのは、そういう社会だ。
だが、社会がいかに充実しようとも、問題は問題として個人に突きつけられる。
そして問題を押し広げていくと、上記の疑問にたどり着く。
問題は一見して既知で理論としては知られたものであるとの指摘があるにせよ、作品を通してきちんと表現されているといった点がより重要なのである。それは一歩間違うと己の問題意識と融合してしまう可能性もあるが、まあこのへんは「Comicですから」と逃げておくのが得策であろうか。
ともあれ、「宇宙の魂」云々はともかく、こうした基本的な問題を抱えているってことを指摘する作品があるってことは、当該ジャンルの表現形態は豊かなものであると言っていいのではなかろうか。ああ、歯切れが悪い。
…ちょっと煮詰まり気味の文章って感じ? まあ、許されたし。

Arms Magazine

さっき書店でくだんの雑誌をみかけたら、楠城華子Black Lagoonのレヴィの格好をしたグラビアが表紙だった。…結構、エロカッコいいという印象を受ける。
ふむ。楠城華子って、東大法学部卒なんだ。才媛ってやつか?
ペラペラとページをめくるが、購入するには決め手に欠けた。
先週放映された11話の冒頭のような、レヴィの寝姿が掲載されているか、最強にして最凶の狂犬眼鏡メイド・ロベルタか、あるはバラライカまでもが掲載されているのであったら、必要にして十分な購入動機と成りえたのだが。
残念だよ、Arms Magazine。もはや雑誌の方向性に縛られてしまった貴方と私とでは、次に購入機会が訪れることは期しがたし。願わくば次の機会には私を新規顧客としてTrialさせてくれたまえ(偉そう)。
なお、楠城華子については以下のWikiPedia参照。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%A0%E5%9F%8E%E8%8F%AF%E5%AD%90

デジモンアドベンチャー/デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム

いや噂に違わぬ一品でした。文句無く面白かったです。
実際、画面・物語構成に隙がないのです。登場人物各人の描写時間に差があるのは当然だとしても、それぞれ効果的な描写がなされているため、どこに視点をおいても楽しめるのだ。これは並みの作品では味わえないレベルでありましょう。
特典映像がまた面白いというか何というか。関弘美プロデューサーと細田守監督の現場レベルの話に一心に聞き入ってしまいましたよ。
まさか「みつばちのささやき」が根底にあって、「デジモンアドベンチャー」が制作されていようとは、スペシャルインタビューを拝見するまで全然気がつかなった。おいらが「みつばちのささやき」を見たのはもう20年近く昔ってのもあるけど、やっぱり本職の作品づくりを手がけている方は、いろいろな過去作品によるインスパイアをうまく組み合わせて描くべきものを展開していくのだなあ…などと思いました。
あとは、「ぼくらのウォーゲーム」での(ヒロイン?)空さんの立ち位置が非常に良かった。
つーか、太一のプレゼントした髪飾りをつけたカットを最後にもってくるのは、正直オイラのハートを鷲掴みする演出ですかっ! と叫びたくなりましたよ。話の本筋とは別なんだけど、同時進行で喧嘩から仲直りまでを見せてしまうのが、いいんだよな。
声優のキャスティングとしては、荒木香恵(太一の妹、ヒカリ役)が出演している点に注目。
同年代なのでちょっち応援していたりする。*1
最後に「デジモンアドベンチャー」の舞台が(私が住んでいる)光が丘だった点が、なんか非常に作品とシンクロしてしまった原因でもある。夜の光が丘をヒカリを探して歩き回る太一とか、ヒカリを背負って街を徘徊するパクモンとか、かなり現実の世界がオーバーラップしてました。
とはいえ、作品内は1995年となっているので、私が引っ越してくる前の光が丘ではあるのでしょうが。

*1:オススメPSゲーム「プリズムコート」で、岡嶋あかりのCVも担当している。

ガン×ソード(9)オーディオコメンタリー

伝説の水着王国の回に、映像特典として男性版と女性版のオーディオコメンタリーが付属。
その感想。修学旅行の女子部屋と男子部屋。以上。
…。まあ、おおまかそんな感じ。
女3人寄ればかしましいといった有様だったし、男子は男子でだれつつも見るとこはちゃんと見るみたいな。
しかし水着女王が渡辺久美子さん御指名だったのは驚きだなあ。クインシィ・イッサー(ブレンパワード)とかカテジナさん(機動戦士Vガンダム)のイメージがあったからかな?
対する関智一氏のマンソンさんも何気にブーメラン水着というより、ジャングルの王者たーちゃんのようなチン●・ケースに羽根までつけて、頑張っている。何をかいわんや。
そしてヴァンとジョシュアの掛け合いが、すべての馬鹿っぽさを際立て、まとめているのだ。
集約するならば、監督の言葉「持てる技術やキャリアの粋を結集して制作された、“オトナの遊び”」ってやつなのである。なんて贅沢な。いや桃色な世界のために全精力を結集する姿こそ、真のクリエイター魂ってやつなんでさあ! たぶん、maybe, perhaps.